日本語学校の留学生ら 茶道や剣道など高校の部活動を体験

留学生ら 高校の部活動を体験

 日本の伝統文化への理解を深めてもらおうと、千葉市の日本語学校の留学生たちが8月29日、市内の県立高校を訪れ、茶道などの部活動を体験しました。

 交流会は、国際交流に力を入れている県立土気高校が4年ぶりに開いたものです。

 29日は市内の日本語学校に通う、アメリカやミャンマーなどからの留学生あわせて14人が参加し、案内役の生徒たちと一緒に茶道や剣道などの部活動を見学しました。

 茶道の体験では、留学生たちは茶道部の生徒たちの手ほどきを受けてお茶の苦みなどを楽しんだほか、武道場では剣道の稽古を見学し、はじめて見る迫力に圧倒されながらも思い思いに竹刀を握っていました。

 書道の体験で、留学生に漢字の書き順などを指導したという3年生の女子生徒は、「語学力に不安があったが、留学生が話を理解しようとしてくれるので楽しかった」と話していました。

ミャンマーからの留学生は―
「お茶菓子はおいしかったけれど緑茶は少し苦かった、でも楽しかった」

アメリカからの留学生は―
「前から剣道に興味があったので楽しみにしていた。打つときは緊張した、“大丈夫かな”と」
Q高校生との交流は?
「日本のみんながすごく優しかった。きょうはとても楽しかった」

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