転売目的でスマートフォン17台をだまし取った疑い 無職の男を逮捕

広島市内の携帯電話販売店から、転売目的でスマートフォン17台をだまし取った疑いで、無職の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは広島市西区に住む無職の男(54)です。警察によりますと、男は8月3日と5日の2回にわたり、広島市中区の携帯電話販売店で、身分を偽るとともに、転売目的であることを隠して、携帯電話契約等を申し込み、スマートフォン17台をだまし取った疑いです。被害額は合計350万円以上だということです。

男は、法人契約を結ぶため、実在する会社の従業員を名乗り、店側を信用させたということです。調べに対し「携帯電話機をだまし取ったことに間違いありません」と話しているということです。警察が、だまし取られたスマートフォンが転売されていたかどうかや、余罪などを調べています。

男は2回目の犯行に及んだ3日後にも同じ店を訪れ契約の申し込みをしましたが、不審に思った店からの110番通報により、詐欺未遂の現行犯で逮捕されていました。

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