岡山大津島写真部「夏」切り取る さん太ギャラリーで展示会

会場に並ぶ岡山大津島写真部の作品

 岡山大津島写真部による展示会が29日、岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太ギャラリーで始まった。9月3日まで。

 1~3年約100人が、一眼レフカメラやスマートフォンを使って県内外で撮影した計200点を出品。自由部門ではバニラアイスが溶けたクリームソーダや満開のヒマワリ、細い火花を散らして闇夜に浮かぶ線香花火など思い思いの「夏」を切り取っている。

 「ノスタルジー」がテーマの部門は、色合いや構図を工夫した力作が並ぶ。雨水がしたたる郵便ポストを哀愁たっぷりに映したモノクロ写真や、美しいグラデーションの夜空に力強く輝く一番星を捉えた作品が目を引く。

 文学部2年女子(19)は「どれも個性が出ているので楽しみながら見てもらえるはず」と話す。

 午前10時~午後6時(最終日は午後2時まで)。入場無料。

会場に並ぶ岡山大津島写真部の作品

© 株式会社山陽新聞社