五輪出場に意欲も クライミングの安楽選手 市長に優勝報告 千葉・八千代市

五輪出場に意欲も クライミングの安楽選手 市長に優勝報告 千葉・八千代市

 スポーツクライミングの世界大会で優勝した千葉県八千代市在住の安楽宙斗選手が8月29日、地元の市役所を訪れ、市長に優勝を報告し、2024年のパリオリンピック出場に向けての意欲も示しました。

 安楽選手は、県立八千代高校に通う16歳で、スポーツクライミングを小学2年生から始めました。

 2023年4月から開催されているIFSCクライミングワールドカップ2023では、ボルダー男子で年間総合優勝を果たし、「結果を残せるとは思っていなかったのでびっくりしている。大会は続いているので残り2戦も頑張りたい」と述べました。

 これに対し、服部友則市長は、「八千代市の誇り。出場を目指すパリ五輪に留まらず、これからも安楽くんを応援していく」とエールを送りました。

 安楽選手は、生まれ育った八千代市について、「練習場所や学校が近くて移動時間が少ない分、練習時間に充てられる」と評価し、2024年のパリ五輪出場に向けて意欲を示しました。

安楽宙斗 選手
「(今月開催された)世界選手権前よりは、五輪に出たいと思って練習することが多くなった。五輪に僕が出て良い成績を残すことで、もっとクライミングを知って、みんなでやってくれるように、クライミング界を盛り上げたいのが一番強い思い」

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