原爆の子の像のモデル 佐々木禎子さん遺品「世界の記憶」へ 被爆80年の登録目指す

原爆の子の像のモデル、佐々木禎子さんの遺族らがユネスコの「世界の記憶」への登録を目指し折り鶴などの遺品をユネスコ国内委員会に申請しました。

「世界の記憶」は重要な記録物への認識を高め、保存やアクセスを促進するための事業です。禎子さんの遺族らは被爆80年となる2025年の登録を目指し数年前から準備を進めていました。

禎子さんの甥祐滋さんによりますと、申請したのは折り鶴およそ100羽や血液検査の結果を記したメモなど9種類の遺品だということです。

祐滋さんは「世界の記憶」への登録について「折り鶴と平和が結びつき世界へ大きなメッセージを出せると思う」と話しています。

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