サニ、100m6位に手応え 世界陸上、佐藤拳らも帰国

陸上の世界選手権から帰国し、ポーズをとる(左から)佐藤拳太郎、田中希実、坂井隆一郎、柳田大輝=29日、成田空港

 27日に終了した陸上の世界選手権(ブダペスト)で、男子100m6位入賞のサニブラウン・ハキームが29日、羽田空港に帰国し「去年よりはステップアップした。今後にいい形でつなげられる」と前回大会の7位から順位を上げ、手応えを口にした。

 他の選手は成田空港に帰国。男子400m予選で44秒77をマークし、32年ぶりに日本記録を更新した佐藤拳太郎は準決勝で落選し「まだまだやれた。44秒50は目指せる位置にいる」と語った。

 女子5000mの田中希実は予選で日本記録を塗り替え、決勝8位。振るわなかった1500mから立て直し「勇気を持っていけた」と前向きだった。

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