世界体操へ、女子代表が練習公開 パリ五輪予選、宮田「メダルを」

公開練習で調整する体操女子の宮田笙子=味の素ナショナルトレーニングセンター

 体操の世界選手権(9~10月・ベルギー)で来夏のパリ五輪団体総合出場権を目指す日本女子代表が29日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで報道陣に練習を公開し、エースの宮田笙子は「気持ちも乗ってきた。出場権だけでなくメダルを狙っていきたい」と強気に目標を掲げた。

 全日本選手権女王の渡部葉月が負傷で代表を離脱。補欠から初代表に繰り上がった畠田千愛は「いつ交代があってもいいように準備してきた。安定した演技を見せたい」と話した。

 9枠の出場権は昨年5位だった団体予選の結果で決まる。日本体操協会の田中光女子強化本部長は「まずは予選。高望みせず権利を勝ち取りたい」と話した。

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