北海道で食べたい絶品!ウニの産地・シーズン・種類をご紹介

  • 目次

1 北海道のウニの種類がおいしい理由

北海道は日本一のウニの名産地。ウニにはいくつか種類がありますが、北海道では「バフンウニ」、「エゾバフンウニ」、「ムラサキウニ」、「キタムラサキウニ」が漁獲されています。

「バフンウニ」は、小型のたわしのような形をしています。オレンジ色の身は、2cm程度の小ぶりのサイズですが、味は極めて濃厚。「エゾバフンウニ」は、バフンウニより大きく、色鮮やか。身は濃厚で甘みが強いのが特徴です。黒っぽく長いトゲがある「ムラサキウニ」はポピュラーな見た目のウニとして知られており、磯の香りと上品な味わいが特徴。「キタムラサキウニ」は形状が「ムラサキウニ」に似ていますが、殻のサイズは10㎝ほどになり、ムラサキウニよりも大きくなります。薄い黄色っぽい色をした身は淡白でボリューム感があり崩れにくいため、寿司ネタとして用いられることも多いです。

また北海道のウニが美味しい理由、それは北海道が昆布の産地であり、美味しい昆布を食べているからと言われています。昆布で有名な利尻、日高、羅臼などがウニの名産地であるのも、美味しい昆布があるからというのが理由です。

2 北海道のウニのシーズンと産地

北海道内の各漁場では、産卵・生育量の確保のため、それぞれ禁漁期間が設けられていますが、北海道ではほぼ1年中、どこかでウニの漁が行われています。

産地によって旬は変わりますが、産卵期前の6月〜8月の夏の時期が最盛期といわれています。

シーズンと主な産地は、以下のとおりです。

1月〜6月:羅臼(らうす)

3月〜5月:襟裳(えりも)・日高

4月〜6月:礼文島、雄武(おうむ)

5月〜7月:小樽、江差

6月~8月:利尻島、礼文島、積丹、小樽、岩内、天売島

7月〜8月:奥尻島

9月末〜12月:松前(道南)

利尻島や礼文島では、「エゾバフンウニ」、積丹半島では「バフンウニ」や「ムラサキウニ」、松前、江差、奥尻島では、「キタムラサキウニ」などが獲れます。とりわけ日本海に面した積丹半島は、ウニの産地として有名です。

3 積丹のウニ

札幌から車で約2時間半、ウニの聖地ともいわれる積丹半島は。鮮やかな青色の海は「積丹ブルー」と呼ばれており、大自然の絶景とウニを求めて多くの人が訪れます。

積丹のウニは、「バフンウニ(赤ウニ)」、「ムラサキウニ(白ウニ)」の2種類。

積丹のウニ漁が解禁される6月~8月は、獲れたてのウニ丼をいただくことができます。赤(バフンウニ)と白(ムラサキウニ)が半分ずつ乗った、赤白二色のウニ丼も名物になっています。

なお積丹のウニ丼の金額ですが、年々上昇しており、ムラサキウニ(白ウニ)のウニ丼で4,000〜5,000円前後、バフンウニ(赤ウニ)のウニ丼は8,000〜10,000円前後となります。

4 北海道のウニの相場

北海道産のウニは、北海道内で100g 3,000円〜4,000円程度で、市場や直売所・スーパー等で販売されています。年ごとの漁獲量により変動するため、大幅に値上がりする場合があります。

また昨今、赤潮が原因とされるウニ不漁により、品薄になっています。そのため価格がさらに上昇している傾向になります。

5 北海道のウニの人気店

では、北海道に行ったらぜひうにが食べたい、という方へ、うにの人気店をいくつかご紹介いたします。

・うにむらかみ 函館本店 https://www.uni-murakami.com/hakodate/

・うにむらかみ 札幌店 https://www.uni-murakami.com/nissay/

・積丹 お食事処 みさき https://osyokujidokoromisaki.com/ (日本語のみ)

・稚内 樺太食堂 https://tabelog.com/hokkaido/A0109/A010901/1004013/

以上、北海道のウニについてご紹介いたしました。ぜひウニの本場、北海道に来て、ウニを満喫してくださいね!

(元記事)おいしい旅北海道|ウニの旬の時期はいつ?種類や産地を教えます

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