今野浩喜演じる大窪の「バ~カ」にSNS涙「泣かされるとは」

植物を愛する主人公・万太郎が植物学の世界に足を踏み入れる連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。8月29日放送の第107回では、万太郎が久しぶりに戻った植物学教室で、さまざまな変化が起こるシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

研究について話す大窪(左、今野浩喜)と万太郎(右、神木隆之介)(C)NHK

大学の植物学教室に戻ってきた万太郎(神木隆之介)。助教授の大窪(今野浩喜)は、留学に行っていた細田(渋谷謙人)の帰国にともない大学を去っていく。

一方、妻の寿恵子(浜辺美波)が働く料亭はにぎわっており、寿恵子は大好きな『八犬伝』を語ることで宴会の場で人気者になっていた。その矢先、徳永教授(田中哲司)から万太郎へと、台湾にいくように指令が出されるのだった。

今回の放送では、大学を去ることになった大窪が、植物学教室で費やした時間を「何年無駄にしちまったんだ」と自嘲し、大窪とかつて共同研究をした万太郎が「無駄なんかじゃありません」と強く語る姿が描かれた。

ともに研究に励んだ日々を思い出した大窪が、万太郎の頭をはたき「せいぜい勘違いしてろや。バ~カ」と笑顔を浮かべるシーンも。

SNSでは「大窪さんに泣かされる日が来るとは・・・」「大窪さんの、万感を込めた万太郎への『ば~か』」「大窪おおぉ!!!! またどっかで出てきてくれよな!」など、大窪との別れを惜しむ声もあがっていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。8月30日放送の第108回では、万太郎が学術研究員として台湾に向かうことになる。

文/つちだ四郎

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