朝ドラ・寿恵子が料亭でまさかの活躍「さすがすぎる」

土佐の造り酒屋に生まれ、やがて植物学を追究するため研究の日々を過ごす主人公を描いた連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。8月29日放送の第107回では、万太郎が植物学教室の変化に戸惑う一方、寿恵子は勤め先で活躍を見せるシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

第104回より、料亭「巳佐登」で仲居として働く寿恵子(浜辺美波)(C)NHK

万太郎(神木隆之介)は大学の植物学教室で、助手として働きはじめる。教室では、助教授の大窪(今野浩喜)が大学を去り、留学に行っていた細田(渋谷謙人)がかわりに助教授に就任するなど変化があった。

一方、妻の寿恵子(浜辺美波)は、勤め先の料亭「巳佐登」で活躍し、客や芸者たちから評判を呼んでいた。そんなある日、徳永教授(田中哲司)が万太郎に台湾にいくよう指令を出すのだった。

軍人たちの宴会で芸者たちが到着するまでの間、寿恵子が愛する『八犬伝』を臨場感たっぷりに語ることでその場を盛り上げるシーンが描かれた今回の放送。客である軍人が「続きは?」と惜しむ様子や、芸者たちが「巳佐登はお寿恵ちゃんがいるから楽だわ」と話すなど、寿恵子の大活躍っぷりが明らかに。

SNSでは寿恵子の活躍と相変わらずの『八犬伝』愛に、「いい意味で寿恵子さんはただ者じゃない!」「お寿恵ちゃんがいつの間にか講談師みたいに!」「寿恵子さん、さすがだなぁ」「さすがオタクの鑑」など、絶賛の声が寄せられていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。8月30日放送の第108回では、万太郎が学術研究員として台湾に向かうことになり、寿恵子があるものを持たせる。

文/つちだ四郎

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