愛猫が嫌う『親バカ行為』5つ!大好きでもやってはいけないこと

猫が好きすぎて親バカになっていませんか?

猫の飼い主さんの中には、愛猫のことを我が子のように愛している方も多いかと思います。

もちろん愛猫にたっぷり愛情を注ぎ、可愛がるのは悪いことではありません。飼い主さんに愛されている猫が、そうではない猫よりも幸せなことは確実でしょう。

しかし愛猫を好きなあまり、親バカになってしまっている場合は要注意!飼い主さんの愛ゆえの行動が、実は猫のストレスになっている可能性もあるのです。

猫のストレスになる親バカ行為をご紹介するので、愛猫に「親バカすぎてウザい!」と思われたくないのなら、ぜひ日頃の行動を見直してみてくださいね。

愛猫が嫌がる飼い主さんの親バカ行為

1.スキンシップのしすぎ

猫は気分が乗らない時に飼い主さんに構われたり、しつこくされたりするのが苦手です。飼い主さんは可愛い愛猫とずっと一緒にいて、たくさんなでたり抱っこしたりしたいかもしれませんが、スキンシップのしすぎは猫の負担になってしまいます。

猫にはひとりになりたい時もあるということを理解して、猫の気持ちを尊重したつき合い方を心がけましょう。

愛猫が自分から甘えてきた時も、スキンシップの途中で飽きて「もうやめて~」というサインを送ってきたら、もっと愛猫と触れ合っていたくてもすぐに解放してあげてください。

2.お手入れに気合いを入れすぎる

可愛い愛猫のためにブラッシングや爪切り、歯磨きなどのお手入れはしっかりしてあげたいのが親心というもの…。

しかしお手入れが苦手な猫は多いので、飼い主さんの「愛猫のために頑張ろう!」という気合いが空回りに終わってしまうことも少なくありません。

長時間体を拘束すると猫のストレスになるので、お手入れは丁寧に綺麗にやるよりも、ささっと短時間で終わらせることがポイントです。

お手入れを怠らないことは大切ですが、愛猫が「もう我慢できない!やめて!」とアピールした時は、無理をせずに中断して続きはまた今度にしましょう。

3.写真撮影や動画撮影に必死

親バカな飼い主さんは、スマートフォンの写真データが愛猫のもので溢れているのではないでしょうか。

可愛い愛猫の写真や動画を撮影したいという気持ちはごく当たり前のものですが、猫が嫌がっている時にはカメラを向けないという配慮が必要です。

嫌がっているのに追いかけて撮影をしたり、しつこく撮影につき合わせたり、撮影のためにわざわざ猫のストレスになることをしたりするのはやめましょう。

なかにはシャッター音やフラッシュが苦手な猫もいるので、その点も注意してくださいね。

4.愛猫を自慢したくて人を招く

親バカな飼い主さんの中には、自宅に人を招いてうちの子自慢をしたくなってしまう方もいるかもしれません。

「うちの子可愛いでしょ?」と愛猫を見せたくなる飼い主さんの気持ちはわかりますが、猫は警戒心が強いので来客がストレスになってしまうことも多いです。

来客に愛猫を「可愛いね」「いい子だね」と褒められると飼い主さんは満足するかもしれませんが、愛猫は知らない人との接触にぐったり疲れてしまうことも…。

愛猫が来客を苦手としている場合は、無理に人に会わせようとするのは控えましょう。猫は知らない人よりも、飼い主さんに「可愛い♡」「大好き♡」と言ってもらえるほうが嬉しいはずですよ。

5.おしゃれ目的で洋服を着せる

愛猫には可愛い格好をさせたくなるものですが、おしゃれ目的で洋服を着せるのはおすすめできません。

なぜなら猫は毛づくろいをする習慣があるので、洋服を着ているせいで自由に体を舐められない状態にストレスを感じてしまうからです。

もちろん術後のケアや寒さ対策など、必要性があって洋服を着せるのはOKですが、「可愛い姿が見たいから」「おしゃれをさせたいから」という飼い主さんの都合で猫に洋服を着せることは控えましょう。

どうしても洋服を着た愛猫の写真を撮りたいという場合は、少しの間だけ着てもらって、撮影が終わったらすぐに脱がせてあげてください。

まとめ

親バカな飼い主さんの愛猫を想う気持ちは、きっと愛猫にも届いています。しかし親バカゆえにしてしまう行為が、猫のストレスになることもあると理解しておくことが大切です。

飼い主さんの「大好きだから可愛がりたい」という気持ちよりも、愛猫の「親バカすぎるのは迷惑です…」という気持ちを優先して、愛猫が嫌がることはしないようにしてくださいね。

猫が求めている愛し方ができれば、飼い主さんと愛猫の絆はより深まるはずですよ♪

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