漫画家・今市子の原画展が大阪で開催、原画など60点ずらり

『百鬼夜行抄』などで知られる漫画家・今市子(いま・いちこ)の貴重な直筆カラーイラストなどが展示される『今市子原画展−百鬼夜行抄より 紡がれるふたつの世界−』が9月15日より、複合ビル「なんばマルイ」(大阪市中央区)で開催される。

貴重な原画作品などが入場無料で観覧できる

少女向け漫画雑誌『ネムキ』(朝日新聞出版)にて1995年より連載が始まった『百鬼夜行抄』。強い霊感を持つ主人公・飯嶋律が、幽霊や妖怪たちと関わっていく様子を描いたホラー&ミステリー作品で、『第10回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門優秀賞』を受賞したほか、テレビドラマや舞台化もされている。『ネムキ』休刊に伴い、漫画雑誌『Nemuki+』に移籍後も連載が続いており、コミックスの発行部数は累計580万部を突破する今の代表作だ。

今回の展示会では、貴重な直筆カラーイラストをはじめ、抜粋した漫画原稿などが約60点がずらりと並び、繊細なタッチかつ淡い色調で描かれた情緒的な世界観が堪能できるほか、サイン入り版画などのグッズもスタンバイする。

すでに東京開催の会期を終えており、「どれも美しくてため息が出ちゃう」「漫画もイラストも綺麗で哀愁のある作品で。生原画とても綺麗だった」と好評を博した原画展。大阪上陸の情報が発表されるとファンからは、「やったー! 今市子先生の原画展がなんばに!信じてたよ」「やったー! 大阪開催!!!」と喜びの声が相次いだ。

会場は5階イベントスペース。期間は9月15日〜10月1日。時間は昼11時〜夜7時(最終入場は夕方6時30分)。入場無料。詳細は公式サイトにて。

『今市子原画展 −百鬼夜行抄より 紡がれるふたつの世界−』

期間:2023年9月15日(金)~10月1日(日)
時間:11:00~19:00 (最終入場は18:30まで)
会場:なんばマルイ5F・イベントスペース(大阪市中央区難波3-8-9)
入場:無料

© 株式会社京阪神エルマガジン社