バスケW杯、日本は豪州に敗れる 16強ならず、順位決定リーグへ

日本―オーストラリア 第2クオーター、攻め込む渡辺=沖縄アリーナ

 バスケットボール男子日本代表は29日、沖縄市の沖縄アリーナでのワールドカップ(W杯)1次リーグE組最終戦で、東京五輪3位の強豪オーストラリアに善戦したが89―109で敗れ、16強で争われる2次リーグ進出はならなかった。1勝2敗の同組3位となり、順位決定リーグに回る。

 世界ランキング36位の日本は同3位の相手の高さに対抗できず、前半で22点のリードを許す苦しい展開。後半はホーキンソン・ジョシュや渡辺雄太を中心に追い上げる場面もあったが、及ばなかった。

 今大会は日本、フィリピン、インドネシアの共催で32チームが参加。来夏のパリ五輪の予選も兼ね、アジア最上位国が出場権を獲得する。

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