大相撲の式秀部屋に食材差し入れ 茨城・龍ケ崎市 

龍ケ崎市からの差し入れを受け取り笑顔を見せる式秀部屋の力士ら=龍ケ崎市佐貫

大相撲秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)を前に、茨城県龍ケ崎市は29日、同市佐貫4丁目の式秀部屋に地元産のコメ90キロを含む食材を差し入れた。式秀親方(51)=元幕内北桜=は「愛情に応え、いい成績を残せるよう頑張る」と語った。

式秀部屋には力士18人が所属。市職員や生産者がコメや野菜、肉類を届けると、力士たちに笑顔が広がった。市立城西中出身の序ノ口、小山桜(17)は「応援がうれしい。万全の状態で出場し、優勝争いができるようにしたい」と意欲を示した。市秘書広聴課の篠田紗希さん(24)は「差し入れを力に変えてほしい」と願いを込めた。

飲食店や精肉店でつくる「コロッケクラブ龍ケ崎」も、ご当地グルメの龍ケ崎コロッケを差し入れ。飯島進会長は「活躍を期待している」と話した。

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