【移籍】「日本のベリンガム」がリーズへ! 英国メディアが田中碧に熱視線

「B to Bタイプでインターセプトを得意としていて、攻撃面でも貢献できる」

イングランド2部(チャンピオンシップ)リーズ・ユナイテッドが、ドイツ・ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフに所属するカタール・ワールドカップ(W杯)日本代表MF田中碧(Ao TANAKA)の獲得に向けて交渉している。ドイツメディア『ビルド』の報道を受けて、イギリスメディア『ミラー』は、田中について、ブンデス1部ボルシア・ドルトムントからスペイン1部レアル・マドリードに移籍したドイツ代表MFジュード・ベリンガムと似たタイプだと紹介。「リーズ、ワールドカップスターの加入が近づいている」と伝えた。

同メディアによると、ブンデス1部VfBシュツットガルトが田中の補強へ出来高込みで約230万ポンド(約4億2000万円)のオファーを提示。しかし拒否されたと見ている。そして「ベリンガムと比較されてきた24歳のミッドフィルダーの獲得へ、リーズがより大きな額を提示したようだ」という。

カタールW杯スペイン代表戦でゴールを決めたことで世界的な選手になり、デュッセルドルフとは川崎フロンターレからの期限付き移籍を経て3年契約を締結。そのプレーについて、次のようにレポートする。

「田中はベリンガムと同様、ボックス・トゥ・ボックス・タイプのミッドフィルダーだ。守備から攻撃につなげるインターセプトを得意としていて、さらに攻撃面でも貢献できる。ブンデスリーガの特集では、デュッセルドルフのチームのリーダーであり、ボールを持って守備網を突破し、決定的なゴールを決める能力を持つ選手であると称賛されている」

そのように「日本のベリンガム」だと紹介している。

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イングランドの夏の移籍マーケット終了は9月1日。その日が刻一刻と近づくなか、果たして、田中のリーズへの移籍は決定するのか!? 川崎から10万ユーロ(約1500万円)で獲得したデュッセルドルフは、その30倍である移籍金300万ユーロ(約4億7000万円)以上であればゴーサインを出すということだが……。

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