ブライトン、カイセド後釜と目されるリール逸材バレバ獲得を発表! デ・ゼルビ監督「クラブの未来…」

[写真:Getty Images]

ブライトンは29日、リールからカメルーン人MFカルロス・バレバ(19)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月30日までの5年となる。

【写真】バレバのブライトン移籍が完了

なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は固定2700万ユーロ+アドオン300万ユーロの総額3000万ユーロ(約47億4000万円)。さらにリセール時の数%の支払いという条件となったようだ。

ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督は、「カルロスはとても良いプレーヤーだ。彼は非常に若いが、我々のスタイルに合ったプレーヤーだ。彼はクラブの未来となるだろう」と、チェルシーに移籍したエクアドル代表MFモイセス・カイセドの後継を担う逸材への期待を語っている。

バレバは母国カメルーンのクラブから2022年1月にリールへ加入。加入2年目となった昨シーズンのリーグ・アン開幕節のオセール戦でファーストチームデビューを飾ると、途中出場を中心に公式戦25試合に出場した。

迎えた今シーズンはプレシーズンの好アピールによってパウロ・フォンセカ監督の信頼を獲得し、開幕2試合で出場機会を得ていた。

179cmの左利きのMFは、守備的MFやセントラルMFを主戦場とするダイナミックなプレースタイル。正確な左足から繰り出される長短交えたパス、密集地帯でも相手のプレスをいなすターンの巧さや運ぶドリブルを特長とする。守備の局面では線の細さは否めないが、持ち味である機動力によってボールホルダーの懐に入って奪い切る力も有する。

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