関西初の「トリキバーガー」が京都に、斬新バーガーを先行発売

焼き鳥チェーン「鳥貴族」が手がけるチキンバーガー専門店「TORIKI BURGER」(本社:大阪市浪速区)の関西初店舗が8月29日、京都屈指の観光スポット「伏見稲荷大社」近くにオープンした。

関西初店舗は屋台をイメージ。1階フードコートの100席など館内席も利用できる

「幅広い世代に向け、鶏本来の美味しさを気軽に味わってほしい」との思いから、約2年前に誕生した「トリキバーガー」。同店は東京2店舗に続く国内3店舗目となり、既存店舗とは異なる「屋台」をイメージした店構えやメニューのラインアップで、観光客を意識したという。

新メニュー「焼鳥バーガー」(600円)は、串ならぬ「バンズ」で白ネギ&もも肉を挟んだ大胆な一品。既存店では以前、玉ねぎ・レタス入りで販売されていたというが、より見た目の「焼鳥」感を強化し、同店より素焼きネギを採用したという(既存店舗は9月7日より販売)。鶏肉は店内のスチームコンベクションオーブンで焼き上げており、ジューシーな仕上がりに。

そのほかのバーガーメニューは、チキンフィレをサンドした「トリキバーガー」(600円)をはじめ、「サラダチキン」「つくねチーズ」など、チキン尽くしの6種となっている。

新作「焼鳥バーガー」(600円)。長めにカットされた存在感大の素焼きネギは甘みのあるソース&マヨとよく絡む

また「鳥貴族」というと夜の印象だが、同店は朝10時にオープン。さらに、全国では同店限定で、ビールやハイボールなどのアルコールも用意している。それに合わせ、アテにぴったりなピリ辛風味の「じゃがころチキン」(600円)や食べ歩きもしやすい「とりコロッケ」(200円)といった同店限定メニューも登場。観光前後の「昼から一杯」にも重宝しそうだ。

担当者は「海外の方は甘辛い照り焼き味が人気とのことで、焼鳥バーガーをはじめ、日本のおいしい鶏メニューをもっと世界に発信していきたいですね」と期待を寄せる。

開店直後に大阪から訪れていた30代女性客は「もともと『鳥貴族』によく行きます。バーガーは東京で食べたことがあるので、関西にも店ができてうれしい。今日は『焼鳥バーガー』を注文しました」と笑顔を見せた。

場所は「伏見稲荷OICYビレッジ」1階フードコート。営業は朝10時~夜8時。京阪本線「伏見稲荷駅」から徒歩約1分。

取材・文・写真/塩屋薫

「TORIKI BURGER 伏見稲荷OICYビレッジ店」

2023年8月29日オープン
住所:京都市伏見区深草一ノ坪町13-5 伏見稲荷OICYビレッジ1Fフードコート
営業:10:00~20:00

© 株式会社京阪神エルマガジン社