処理水海洋放出の風評被害に対応 宮城県が漁業経営相談の窓口を開設

東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出に関連し、漁業者に風評被害が出ているとして宮城県が経営相談に乗る窓口を設けました。

県は石巻、塩釜、気仙沼の地方振興事務所水産漁港部の3カ所に相談窓口を設けました。

経営に苦しむ漁業者の相談に応じ、専門家を派遣したり運転資金などの融資制度を紹介したりします。

県によりますと、処理水の放出前後から県産のホタテの価格が下落したほか、アワビやナマコの取引が停止になったとの報告があるということです。

相談は対面か電話で、平日午前8時半から午後5時15分まで受け付けています。予約は不要です。

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