通園バス置き去り死事件からまもなく1年 遺族が心境語る(静岡県)

2022年9月、静岡・牧之原市の認定こども園で通園バスに当時3歳の女の子が置き去りにされ死亡した事件で、事件から1年を迎えるのを前に30日、女の子の父親が胸のうちを語りました。

この事件は2022年9月、牧之原市の川崎幼稚園で河本千奈ちゃん3歳が約5時間にわたり通園バスに置き去りにされ重度の熱中症で亡くなったものです。遺族は30日、報道陣の取材に応じ改めて園に対する怒りをあらわにしました。

(河本千奈ちゃんの父親)

「(1年を振り返って)変わったことは川崎幼稚園の怒りは当初よりも強くある、変わらない思いは千奈への大切な思い」

この事件をめぐっては、業務上過失致死の疑いでバスを運転していた元園長と元保育士らあわせて4人が書類送検されています。

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