廊下の片側に並べたワゴンの中がクローゼット代わり、のはずが…
「ああ…そろそろ限界か…」
廊下の片側にワゴンと収納ケースを並べた一角が、筆者の衣服収納スペースです。ズボラ主婦のこだわりは「たたまない収納」。シャツ類は無印良品の「壁に付けられる家具」3連ハンガーに掛け、しわにならない生地のものは、洗濯後にワゴンや引き出しに丸めて入れています。そして一度袖を通し、数日後にローテーションするものは、ワゴンとケースの上に雑に詰んでいました…。
ところが、着たものの一時置きのはずが、シーズンオフやリサイクル待ちのものまであふれてきて、幅2m、奥行40cmほどの空間が崩落寸前。
そこで今回は、この一帯にNITORI(ニトリ)、IKEA(イケア)、100円ショップDAISO(ダイソー)の収納アイテムを使っておしゃれに大改造したいと思います!
ニトリ、IKEA、ダイソーの便利アイテムで「服があふれるカオスなスペース」大改造!
【ニトリ】ポールハンガー(ビーク ミドルブラウン)/2,990円(税込)
まずは「高さ」を活かすアイテムを探していたところ、ニトリで評判の高いポールハンガーを発見。
ハンガーラックも検討しましたが、この形がいちばんスリムで場所を取りません。
サイズ・素材などのスペックは以下の通りです。
・サイズ 幅45×奥行45×高さ179cm
・重量 約2.2kg
・全体耐荷重 18㎏
・素材 ラバーウッド
工具不要で組み立てられるのにもかかわらず、全体耐荷重が18kgと、かなりパワフルです。
カラーは「ミドルブラウン」「ホワイトウォッシュ」「ライトブラウン」の3色展開。今回は落ち着きのある「ミドルブラウン」を選びました。
段ボールを開けると、こたつの足のようなパーツがたくさん入っていました。
すべてのパーツにはネジがすでに組み込まれています。
工具が要らないだけでなく、ネジが転がって行ったり、予備のネジを管理する手間もありません。
土台パーツ2つ、主軸パーツ3つ、フックパーツが9つ。
説明書によると、下から順にねじこんでいけばOKです。
土台パーツの裏に、滑り止め・キズ防止のクッションが付いていました。
えっ、これで終わり⁉ 組み立てやすさに感動
さっそく組み立てに入ります。
土台は十字型。三脚型や丸型などいろいろなポールハンガーがありますが、十字型はいちばん省スペースです。
作業は説明書を読まなくても進められます。どれがどこのパーツなのか迷うこともありませんでした。
フックパーツは全部で9つですが、これら全部がそれぞれ2kgの耐荷重を備えています。
それで合計の耐荷重が18kgというわけですね。
フックの位置は「長めのほうが天井側、短めのほうが根元側」と覚えてください。
そして、本当に15分ほどで完成。
高さは180cm近くになります。絵本に出てくる木のようで可愛いです。
ポールハンガーとしてだけでなく、クリスマスや七夕にも使いたくなるツリー感。
ただし大型商品なので、完成後に移動させる場合は、通路の確保に注意してください。
筆者は運ぶ途中に何カ所か壁にぶつけてしまいました。
【ダイソー】ワイヤーカゴ/550円(税込)
続いて、雑に服を入れても映えそうなカゴを2種類買い揃えました。
SNSなどではすでに話題の、ダイソーの税込550円商品です。
スチール製メッシュに、ナチュラルな木の風合いの取っ手付き。
このワイヤーカゴ、長方形と丸型のバリエーションがあります。
当初は長方形にしようと考えていたのですが、店頭で見た丸型に心奪われてしまいました…!
・商品サイズ:直径25.5×深さ17.5cm
・本体素材:スチール
・取っ手素材:合板(ポプラ)
カラーは今回チョイスした白のほか、黒とグレーがあります。
カゴの表面を見ると、マットなオフホワイトの塗装が上品。
網目もしっかり詰まっていて、中の物をほどよく見せる細かさです。
取っ手の付け根部分も丸くカットしてあり、安全かつ可愛さも◎。
散らかっていた服を入れ、収納力を検証してみます。
夏用の羽織り物をふんわり入れて、3着が収まりました。
たまたますべてメッシュ素材だったので改めて気づきましたが、内側にひっかかる部分がありませんでした。安心して放り込めますね♪
【IKEA】フローディス/1,299円(税込)
2つ目のカゴはIKEAの「フローディス」。
天然素材を使った手編みのバスケットで、こちらもファンの多い名品です。
取っ手部分を内側に折り込むと高さを変えられる、2way仕様です。
サイズは以下の通りです。
・高さ: 取っ手部分を内側に折り込むと18cm、出すと32cm
・直径: 25cm
ちなみにバリエーションとして、同じサイズ・形の色違いで「ブラック」と、同じ色で一回り小さい直径16cmの商品があります。どちらも商品名は「KRALLIG クラッリグ」です。
素材が水草なので、独特の香りがあるのもポイント。
柔らか素材なので、左右を寄せると片手で提げることも可能です。
こちらにはボトムスを入れてみました。
リネンやニットのパンツ、レギンスやペチパンツなど、計7着が余裕で入る大容量!
同じ服を試しに浅めのバージョンで入れてみたところ、大盛りにはなりますが、崩れるほどではありませんでした。
そして収納した服を広げてみると、シーグラスのいい香りが。
気になる汗の匂いを打ち消してくれる効果もありそう!
服であふれる“崩落寸前のスペース”が激変!
洋服収納スペースの奥から階段状に、ポールハンガー→ワイヤーカゴ→フローディスの順に並べました。
・ポールハンガー→丈の長いワンピース、吊るしても問題ないタンクトップ
・ワイヤーカゴ→ヘビロテ羽織り
・フローディス→ヘビロテボトムス
ポールハンガーの足元は、収納ケースの奥行きと同じくらいで圧迫感なし。
期待通りの大容量で、エコバッグなどを吊るすとさらに収納力がアップします。
リサイクル待ちの服はいったんエコバッグに入れてここに吊るしておけば、場所を取らなくて良さそうです。
ヘビロテ服はカゴ収納なので通気性も抜群。湿気がこもりません。
ちなみになぜそもそもこんな廊下に衣服を収納しているのかというと、ズバリ「洗濯機の正面だから」。
「洗う→乾かす→片付ける→着る→洗面台で身だしなみチェック」というフローが、全部このスペースで完結するので、とても便利で気に入っています。
*
ポールハンガーとおしゃれな2種類のカゴで、服で崩落寸前のスペースが整いました。
まだまだ物であふれるわが家ですが、究極の目標は実は「ミニマリスト的ライフスタイル」なんです…。
整理上手になってさらに物を厳選していきたいと、決意を新たにしました。
気になる商品があればぜひお店でチェックしてみてくださいね。
※価格はセールなどで変動する場合があります。
※商品入れ替えや売り切れの場合はご容赦願います。
※デザイン・種類数は変更となる場合があります。
(ハピママ*/ ユキッ先生)