ジャイアンツ・カッブが快投も「あと1人」でノーヒッターを逃す

【レッズ1-6ジャイアンツ】@オラクル・パーク

アレックス・カッブ(ジャイアンツ)が惜しくもノーヒッター達成を逃した。エリー・デラクルーズら有望な若手選手が並ぶレッズ打線を相手に快投していたが、9回表二死1塁の場面でスペンサー・スティアーにタイムリー二塁打を献上。「あと1人」まで迫ったが、快挙を成し遂げることはできなかった。ジャイアンツは6対1で勝利し、完投したカッブは7勝目(5敗)をマーク。レッズ先発のブランドン・ウィリアムソンは4敗目(4勝)を喫した。

カッブは立ち上がりから持ち前の打たせて取るピッチングでレッズ打線を抑え、7回までに出した走者はエラーによる1人だけ。8回表二死からウィル・ベンソンにセンター前へのヒット性の打球を浴びたが、中堅オースティン・スレイターがファインプレーでカッブを救った。8回終了時点で113球を投げていたカッブだが、9回表もマウンドに上がり、快挙達成まであと1人に。しかし、スティアーに右中間を破るタイムリー二塁打を浴び、惜しくもノーヒッターならず。とはいえ、131球で9イニングを投げ抜き、1安打1失点の完投勝利をマークした。

ジャイアンツは2回裏にルイス・マトスのタイムリー二塁打などで2点を先制。3回裏にはパトリック・ベイリーの7号2ランなどで3点を追加し、カッブを援護した。8回裏にはタイロ・エストラーダのタイムリー二塁打でダメ押しの6点目。カッブは9回131球を投げて被安打1、奪三振8、与四球1、失点1という素晴らしいピッチングだった。

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