こんにちは!キャンプ系YouTuberのFUKUです。今回は、また新しく登場していたダイソーキャンプギア特集です。「こんな良さそうなアイテムが100均で出たんだ」というものや、「ちょっとDIYすることでお得に作れちゃうもの」まで様々でした。順番にご紹介していきます!
ガスカートリッジバッグ
1つ目は『ガスカートリッジバック』です。お値段税込330円でした。
なかなか良さそうな作りをしているように見える 、OD缶専用のバッグです。これで330円ってお手軽で良いのではないでしょうか。
230gのOD缶だと4本、450gだと2本入るし、230gを2本と450gを1本という組み合わせでも使えます。
普段のキャンプでOD缶を愛用されてる方には、とても便利なバッグじゃないでしょうか。
OD缶だけでなく、いろいろなキャンプ用品を入れるのに適した形をしています。パッケージに記載されている通り、工具バッグにも良さそうですね!
ファスナーは安っぽくないし、持ち手も良い感じ。
現在2023年の夏ですけれど、100均のキャンプグッズって、数年前と比べたらだいぶ洗練されてきましたよね!
では、開けてみましょう。
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良いぞ~!裏地がちゃんと付いています!しかも底面と上蓋には、板と若干のクッションも入っていますね。
ガス缶を入れてみましょう。230gと450gのOD缶を効率的に収納できるバッグなので、110サイズのOD缶ではスペースが少し余っちゃいます。
まずは、標準的な230gのOD缶を4つ入れてみます。
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ぴったりだ!余分な隙間がほとんどない。しかも安っぽくない見た目で330円。ダイソーさんやるじゃないか…!
ガスバーナーはメーカーによってサイズが異なるので、このケースにいい塩梅で入るかどうかは製品次第になります。キャプテンスタッグの『オーリック小型ガスバーナー』を試しに入れてみます。
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ほぼぴったり…!ダイソーの人、絶対オーリック使っているでしょ!そしてファスナーはちゃんと閉まりました。
正直、100均キャンプギアにここまでのクオリティは求めていない私がいました。100円ショップでも年々キャンプ用品のレベル上がってきているから、そこそこ使えるものを安く買えるなら良いじゃないかくらいに思っていましたよ。
まさか、満足できるレベルのケースを330円で買えるとは思いませんでした。完全に私の主観で喋っていますが、OD缶ケースとしてアバウトではなくて、本当にぴったり入るように作られています。
他の物も入れてみましょう。230g2本と450g1本でも良いんですよね。
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うわ~これもピッタリだ。例えば大型のランタン・小型のテーブルランタン・シングルガスバーナーなど、複数のガス器具を使う人でもOD缶をコンパクトに持ち運べちゃいます。
そして 450g缶2本でもいけるんですよね。230g4本と比べると少し隙間はできますが、良い感じに収まっています。
他のガス製品も入るのか、私が持っているもので試してみます。コンパクト系の燃焼器具は全然問題なくて、2~3個は入るでしょうね。
コールマンの『アウトランダーマイクロストーブ』は、横にすれば入りました。
お手持ちの製品が入るのか気になる人のために、サイズを計っておきましょう。高さ・横幅ともに11cmぐらいです。
230gのOD缶を3本入れた状態での縦幅は、7cmくらいでしょうか。
ケース自体のサイズは、縦幅が30cm。持ち手が加わった高さは13.5cmで、持ち手を加えない高さと横幅が11.5cmですね。
以上が外径なのですが、ソフトケースなので多少は広がります。例えば、ほぼ30cmあるスノーピークの『ペグハンマー』はギリギリ入ります。
『ソリッドステーク30』も入りました。
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ただ、ソリッドステークはギリギリなので、入れていると生地を傷めちゃうでしょうね。30cmは厳しいですが、25cmまでのペグなら入りそうです。
あとは、パッケージに記載されている通り、ギアケースとして色々と入れるのも良いと思います。少し広がりますが、CB缶は2本並べて入れられます。
CB缶2本を入れた状態でSOTOの『ST-310』も入りました。
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一番感動したのは、230gのOD缶が4本 ぴったり入ったことと、オーリック小型ガスバーナーがピッタリ入ったということでした!
《ガスカートリッジバッグおすすめポイントまとめ》
- OD缶の収納に最適なサイズ
- 230gのOD缶3本+オーリック小型ガスバーナーでもピッタリ
- 小物を入れるギアケースとしても◎
《ガスカートリッジバッグ仕様》
- 価格:330円(税込み)
- サイズ:30×13.5×11.5cm
組み立て式コーヒードリッパー
2つ目は『組み立て式コーヒードリッパー』です。お値段税込み110円でした。
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とってもコンパクトで軽量な組み立て式ドリッパーが、110円で出ましたか。私の近所のダイソーだとキャンプ用品コーナーではなく、コーヒーのコーナーに置いてありましたね。
薄い樹脂製なので軽いですね。4枚で18.1gです。
似たような大きさの、ミュニークのステンレス製ドリッパーは38.6gです。
ダイソーのドリッパーは、よくある3枚組ではなく4枚組ですね。組み立てるときは、そのままじゃ入らないけれど、つなぎ目部分を曲げると入って引っかかります。
3枚でも組み立てられました。3枚だと13.7gです。
スノーピークの『チタンシングルマグ220』とか、小さいマグとの組み合わせだったら3枚でも良さそうです。
パーツをもう1つ組み合わせて本来の4枚組にすると、『チタンシングルマグ300』にちょうど良い感じですね。
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色もステキだし、これで110円は良いですよね!
《組み立て式コーヒードリッパーおすすめポイントまとめ》
- 樹脂製で軽量
- アウトドアに馴染むカラーリング
《組み立て式コーヒードリッパー仕様》
- 価格:110円(税込み)
- サイズ
・パーツ1枚:横10.6×縦8.6×奥行0.15cm
・使用時:幅12×奥行12×高さ7.5cm
焚き火トング(38cm)
続いては『焚き火トング38cm』です。お値段税込 220円でした。
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私は「こんなの出たのか~」という感想でした。というのも、この手の火ばさみって、昔からホームセンターの七輪とか炭が売っているコーナーに置いてありましたよね。
ホームセンターによくあるのは、炭をはさむ部分が持ち手と同じような形で、ピンポイントでつかむ炭ばさみでした。ダイソーの焚き火トングは、炭をはさむ部分をギザギザにして、つかみやすい形状に加工したものです。
薪をつかんでみましょう。
確かに中途半端なところでつかんでも、ギザギザが引っかかりますね。
焚き火だったら、キャンプ用のよくある薪バサミの方が個人的には好きです。でも、リーチが長いので、焚き火で使ってもメリットがあると思います。
そして、炭ならばがっちりつかめて、多少いびつな形をしている炭でも使いやすそうです。
軸の動きは、使っているうちにゆるくなってくることも考えられますが、ちょっと硬い印象です。
この炭ばさみは、七輪で炭を使うのに相性が良いかなと思います。
リーチが長いので、安全な位置から炭をつかんで使えます。便利なアイテムなんじゃないかと思いました。
《焚き火トング38cmおすすめポイントまとめ》
- ギザギザの形状で炭や薪をつかみやすい
- リーチが長く安全に炭や薪を扱える
《焚き火トング38cm仕様》
- 価格:220円(税込み)
- 素材:スチール
- サイズ:9.5×38×3.4cm
アウトドア用ラウンドマッチボックス
続いては『アウトドア用ラウンドマッチボックス』です。お値段は110円でした。
シンプルな形で色もかっこいいですよね。蓋にはちゃんと、やすり紙が付いています。
蓋を開けるとゴムパッキンが付いています。
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「水の侵入を防ぐものではありません」と書かれていますが、雨がかかったぐらいでは水は入らなさそうです。
マッチの収納は約18本と書いてあるので、18本入れてみましょう。
もっと入りそうなので、あと5本入れてみます。
入るには入りますが、底で干渉するので18本ぐらいとしているようです。
マッチを入れるのも良いですが、他にもマッチ型の着火剤のファイヤーライターを入れても良いですよね。
ファイヤーライターは1本しか入りませんが、余ったスペースにマッチを入れることはできました。
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あんまり入れすぎると出てこなくなりそうです。マッチ8本とファイヤーライター1本は余裕でした。
予備の着火道具入れとして、どこかに忍ばせておいても良いかもしれませんね。私は自分のギアケースのバンドに収めておけそうです。
コンパクトでストライカー付きのマッチケース。カッコ良いデザインでけっこう良いかなと思いました。
《アウトドア用ラウンドマッチボックスおすすめポイントまとめ》
- マッチがたっぷり入るケース
- 蓋にはストライカー(やすり紙)付き
- アウトドアに馴染みやすいデザイン
《アウトドア用ラウンドマッチボックス仕様》
- 価格:110円(税込み)
- サイズ:2.8×2.8×7.5 cm
工作キット(ミニテーブル・マルチスタンド・スパイスボックス)
ここからは、ダイソーのちょっと変わった新しいアウトドアギアシリーズです。
工作キットのキャンプアイテムが出ていました。
種類はミニテーブル・マルチスタンド・スパイスボックスの3種類。お値段は3種類とも税込みで550円でした。
材質は桐材で、部品点数は多いですがちゃんとしたものが作れそうなキットです。
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せっかく見つけて買ってきましたので、DIYがさほどうまくない私がちゃんと作れるのかやってみます!そして、せっかく木工製品なので、それぞれ塗装もしてみます!
ミニテーブル
ミニテーブルからいきましょう。中には部品の他に、説明書や小さなヤスリが入っています。
まずは木工用ボンドを使って、天板を組み立てます。
続いて、脚も組み立てていきましょう。
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塗装するときにボンドが残っていると、シリコン系の塗装がやりにくくなると思いますので、ボンドは控えめが良さそうです。
ボンドが固まるまで置いて、固まったら全体を組み立てる前に塗装をします。
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ミニテーブルの塗装には、ホームセンターで購入した『ワトコ カラーオイル ダークウォルナット』を使ってみます!
ウエスに染み込ませて塗ってもいいし、刷毛で塗っても大丈夫とのことです。使い方は二度塗りして、最後にオイルがまだ湿っている状態で、耐水ペーパーで磨きます。
刷毛で塗っていきましょう。
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木目がキレイに出ています!良い感じに仕上がるといいなぁ。
二度目の塗装を終えたら、耐水ペーパーで磨きます。
最後にキレイなウエスで表面の塗料を拭き取ると、なんだかしっとりしたような、良い風合いになってきました。
半日ほど乾燥させたテーブルは、サラサラで良い肌触り。そして風合いが素敵な感じになりました。
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ここからやっとテーブルを組み立てます…!
リングとワッシャーを入れたネジを、ボルトで固定します。天板と脚の間に隙間があって内側に脚が曲がっているのですが、一応使えそうです。
反対側の脚も固定して…できました!
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安定感は悪くないし、脚は問題なくたためるし、カッコ良いテーブルができました!
マルチスタンド
続いてはマルチスタンドを作ります。マルチスタンドは部品点数が多いですね。
板を釘で固定していきます。
マルチスタンドの塗装には、ダイソーで買った塗料を選びました。
天板は水性ニスのチークで、脚はオシャレな感じの水性塗料チョコレートブラウンで塗ってみましょう。
塗装が乾いたら、脚をネジで連結させます。
脚に天板を乗せれば、マルチスタンド完成です!
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ダイソーの塗料で塗っても可愛く仕上がりますね!脚は平たく畳むこともできますよ。
スパイスボックス
最後にスパイスボックスを作ります。材料の数はマルチスタンドに比べたら少なめですね。スパイスボックスは先に色を塗ってから組み立てていきます。
塗料はミリタリーグリーンというオシャレな感じの色にしてみました。
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ダイソーの塗料にはこんな色まであるんですね!
塗装が完了したら、部品を組み立てていきます。
ただ、スパイスボックスは単純に組み立てれば良いと思っていましたが、よく読むと自分で穴を開けなければいけない箇所もあるようです。
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ダイソーさん、なぜすべて開けてくれなかったんですか…!我が家にはドリルの刃が無いので、できるところだけやっていきます。
完成しました!
ちょうど真ん中の高さに板を付けましたが、ほりにしがピッタリの高さで、ボトルが出ないようにする棒があると入りません。
いろいろなスパイスを持っている人は、真ん中の板の位置を上下どちらかにずらして、大きいボトルを入れる棚と小さいボトルの棚に分けた方が良いかもしれません。
上には持ち手を付けても良いかなとも思いました。そして、このミリタリーグリーンの塗料は良い色でしたね!
《工作キットおすすめポイントまとめ》
- アウトドアギアのDIYを気軽に楽しめる
- 親子で楽しむのにもピッタリ
- ダイソー製の塗料も◎
《工作キット仕様》
- 価格:550円(税込み)
- 材質:キリ
- 耐荷重:各種とも2.5kg
- 組み立て後サイズ
・ミニテーブル:36×21×14cm
・マルチスタンド:40×25×25cm
・スパイスボックス:23×30×6.7cm
ダイソーの2023年夏の新作キャンプグッズがアツい!
いかがだったでしょうか?
2023年夏のダイソーのキャンプアイテム、かなり便利なアイテムからDIYでお手頃に作れる棚やテーブルまで、かなり充実している印象でしたね。
今回はDIYをしたので、良い塗料は風合い良く仕上がるんだなとか、ダイソーにもカッコ良い色の塗料があるんだなというのも知れました。ちょっとだけ大変でしたが楽しかったです!
連日の暑さでキャンプに行けないという人は、是非ご自宅でキャンプグッズをDIYしてみてはいかがでしょうか。
というわけで今回も皆様のキャンプ道具選びの何かの参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。