“猛烈な”台風9号 吸い込まれそうな「台風の目」クッキリ 発生から現在までの変化を動画で

台風9号発達の最盛期 “猛烈な”勢力で台風の目ハッキリ

台風9号は30日正午現在、台湾の南のバシー海峡を時速15キロで西へと進んでいます。今が発達の最盛期で中心気圧は920hPa、中心付近の最大風速は55m/s、最大瞬間風速は75m/sと「猛烈な」勢力となっています。

衛星画像をみると台風中心付近では台風の目がハッキリしています。台風の目を取り巻くように発達した雲が渦を巻く様子が見られます。

台風9号は24日午後3時に沖縄の南の海上で発生したあと、南下をしながら発達してその時も台風の目が見えていました。

その後、フィリピンの東の海上を北へと向きを変えた際には、やや勢力が弱まったため台風の目はハッキリしなくなりましたが、再び発達して現在が発達の最盛期とみられます。

台風9号はこのあとさらに西へと進んでいくため日本への直接的な影響はない見込みです。

© 株式会社中国放送