上海ガニの仲間です。
三重県津市で秋の味覚「モクズガニ」の漁が始まっています。
モクズガニはハサミの周りに藻のような毛があることから、その名が付けられました。
産卵を控えた今の時期、メスには身と卵がぎっしりと詰まっています。
津市を流れる雲頭川の支流で30年以上漁を行っている川本進一さんは一晩、網かごを川底に仕掛けモクズガニを捕えます。
ことしは雨量が多く水かさが増し、例年より早く川を下っているため漁は好調だということで、30日は約30匹が獲れました。
モクズガニは塩ゆでして食べるのが一般的で、カニみそや卵は濃厚な味わいを楽しめます。
モクズガニ漁は、このあと1か月ほど続きます。