物価高騰の中で市民の負担を軽減し事業者を支援 宮城・岩沼市で割り増し商品券

物価高騰が続く中、市民の負担を軽減し事業者の経営を支援しようと、宮城県岩沼市などが割り増しの商品券の販売を始めます。

岩沼市では物価高騰の経済対策として、9月5日から11日の間、市民限定の5割増し商品券を販売します。

岩沼市産業振興課青木浩課長補佐「物価はそんな簡単に下がったりはしないでしょうけども、こんな状況でも少し消費マインドを持っていただきたいというのもありますので、今回こういった形で支援できればなと」

1セット5000円で販売し、7500円分使うことができます。全店共通券が2500円、小規模店で使える地元応援券が5000円分です。1世帯当たり4セットまで購入できます。

今回は、2022年9月の前回販売よりも5000セット多い2万5000セット販売し、利用期間も1カ月長い4カ月間としました。

対象店舗「我々の使う魚もすごい高くなってて、本当に商売をやりにくいということはありますね。安く買えるんでそれから食べたりできるんでね、すごく良いんじゃないかと思いますけどね」

岩沼市民「助かりますね。だいぶね違いますね。生活するのに最低限買わなきゃないものあるからね。そういうのに使えたら助かりますね」

一方、大崎市では3割増しのプレミアム電子商品券、パタPAYを10月から発行します。1セット1万円で1万3000円分を購入でき、スマートフォンアプリのパタPAYで決済します。

大崎市民対象で3万6000セットを用意。1人3セットまでです。

大崎市産業商工課湯山栄大主査「スマートフォン1つでお申し込みご利用いただける、大変便利でお得な商品券となっております。JR陸羽東線等の公共交通を利用して、鳴子温泉に宿泊された方に、パタPAY2000円分のお買い物クーポンを差し上げるキャンペーンを開催いたします」

パタPAYは、大崎市内の取り扱い加盟店で利用できるということです。

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