岸田文雄首相は30日、福島県産魚介類を使った昼食会を官邸で開き、ヒラメ、スズキ、タコの刺し身のほか、福島の野菜と果物を食べた。東京電力福島第１原発処理水の海洋放出を受け中国が日本産水産物の輸入を全面停止する中、安全性をアピールし風評払拭につなげたい考えだ。鈴木俊一財務相、西村康稔経済産業相、小倉将信こども政策担当相が共にテーブルを囲み、海の幸を堪能した。西村氏は昼食後、記者団に「福島や周辺の県を含めた『三陸常磐（じょうばん）もの』の安全性を科学的に示し、内外に発信する」と語った。
【速報】岸田首相、福島産魚介でランチ 処理水の安全性アピール
- Published
- 2023/08/30 18:13 (JST)
