2021年3月、名古屋出入国在留管理局の施設に収容中だったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん＝当時(33)＝が死亡した問題で、遺族側は30日「現場の職員だけでなく局長らも、衰弱したウィシュマさんを救急搬送しなければ死に至ることが予見できた」とする意見書を名古屋地検に提出した。地検が不起訴とした当時の局長や職員ら計13人を検察審査会が「不起訴不当」と議決し、再捜査している。
「局長ら死亡予見できた」 入管収容死 遺族が意見書
- Published
- 2023/08/30 18:38 (JST)
