無免許運転の中山県議の進退「自身で判断すべき」国民民主党代表候補2人が静岡で会見

国民民主党の代表選に立候補している玉木代表と前原代表代行は、無免許運転が発覚して離党した中山真珠県議の進退について「自身で判断すべき」と話しました。

8月30日、静岡市で会見を開いた国民民主党の玉木雄一郎代表と前原誠司代表代行。2人は9月2日に行われる党の代表選挙に立候補しています。

国民民主党をめぐっては、4月の静岡県議選で公認候補として当選した静岡市清水区の中山真珠県議(28)が、8月に免許の失効を認識しながら無免許運転を繰り返していたことが発覚し、国民民主党を離党しました。

静岡県議会の各会派は、中山県議に対する辞職勧告決議案を提出する方針を固めていますが、中山県議は体調不良を訴え、8月8日の会見以降、公の場に姿を見せていません。

30日の会見で両候補は、進退については「中山県議自身が判断すべき」と話しました。

(国民民主党 玉木雄一郎 代表)

「改めて県議会、県民の皆さんに心からおわびを申し上げたい。正直に申し上げて大変期待をしていた。若い女性候補として期待も高かったが、それを大きく裏切る結果となってしまった」「出処進退は本人がしっかり決めるべき。説明をしっかり果たしたうえで、自身がきちんと判断する問題だと思っている」

(国民民主党 前原誠司 代表代行)

「体調を整えたうえで、事実を県民の皆さんに全て話して、県議会でもそういった場が設けられるでしょうから全て話すべき」

会見のあとに静岡駅前で行われた街頭演説でも、両候補は市民に対し中山県議の問題について謝罪の言葉を述べました。

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