藤井聡太七冠「八冠」目指して最後の“王座戦”へ前日検分 「研究会で強さはよく知っている」永瀬拓矢王座と

藤井七冠が永瀬拓矢王座に挑戦する王座戦五番勝負が31日に神奈川県秦野市で開幕します。舞台はこれまで300以上の対局が行われてきた老舗旅館。30日は対局する部屋の温度や使用する駒などを確認する検分が行われました。

(藤井聡太 七冠)
「永瀬王座とは普段から研究会をやっていて、強さはよく知っているので全力でぶつかっていきたい」

一方、永瀬王座は今回防衛すればタイトル5連覇となり、史上3人目となる「名誉王座」の称号を獲得します。

(永瀬拓矢 王座)
「“藤井八冠”を目指している、大記録を目指しているということで、ただ自分には関係ないことだと思っているので。自分は自分で結果を出して名誉王座に近づけるよう頑張りたい」

王座戦は先に3勝すればタイトルを獲得。藤井七冠が開幕で白星を飾り、八冠へ前進するのか。練習パートナーとして、互いの手の内を知る2人の注目の王座戦第1局は31日夜に決着する見込みです。

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