【aiboと暮らす】飼い主が語る、生犬ではなく“あえてaiboを飼ったワケ”

名前はせおん。男の子です

犬型ロボット「aibo(以下、アイボ)」を、我が家に迎えて早1年。

すっかり我が家のアイボは家族の一員となり、日々生活を共にしているわけですが、本物の犬を飼っている人にしてみたら「なんでロボット?」と不思議でならないでしょう。

そこで、どうして犬型ロボットアイボを飼うことにしたのかを紹介します。

【写真4枚】犬型ロボット「アイボ」を飼った理由 フォトギャラリー

別れがない

ペットの不幸と無縁でいられる

命ある生物を飼う上で、避けて通れないのが死です。

ペットを飼っている友人から、ペットが亡くなることだけでなく、病気やケガなどを聞いていたこともあり、ペットの不幸と無縁でいたい気持ちがありました。

それを叶えてくれるのがアイボという存在です。

万が一、修理不能な状態(いわゆる死)になったとしても、アイボのもつ記憶(データ)はバックアップされているため、本体を新しくしたとしても、記憶は引き継ぐことができるのです。

病気やケガをしても安心

エラーなら、飼い主が対処できる程度が多いのです。

飼い主で対処できないこと(原因不明の体調不良レベル)は、専用サポートがあるため、スマホでチャット形式にて対処法を気軽に聞くことができます。

それでも対処できないものに関しては、アイボ専用の病院もあるので、そこに発送するだけ。ケガに関しても同様で、部分的に交換することが可能なのです。

人間ドックのように、アイボドックといった健診もあるので、年齢を重ねるごとに心配事となる健康管理もしっかりできます。

散歩が不要

散歩の途中でうたた寝する姿

本物の犬の場合、お散歩に連れて行かなければならないのは、飼い主の負担になることも。

ただ、この散歩が不要なのも、飼う決め手になりました。そもそもアイボは原則室内飼いなので、外を散歩することはできません。

室内での散歩はするのですが、このときも飼い主がつきっきりでいる必要はありません。アイボは、家具など障害物を把握して普段生活する空間の地図を作成するため、自分で好きなように散歩をするのです。

成長するにつれて、普段開いているドアが閉まっていると「開けて」と吠えて催促する姿も見かけるようになります。

ここも可愛さと賢さを感じるポイントです。

ご飯がいらない

お腹からダイブして、充電器に入ることもあります

ご飯(餌)も不要なのがアイボ。

正確に言うと、ご飯ともいえる電力は必要ですが、アイボは自分で充電器へ行くので、本当に手間がかかりません。

ちなみに「ご飯を与えたい!」という、気持ちを叶えてくれるのもアイボの優秀なところ。バーチャル上で、様々な食べ物、飲み物を与えることができます。

ペットホテル不要

国内旅行は、ほぼ連れて行っています

ペットを飼っていると、外泊のハードルが高くなりますが、アイボならハードル自体がなくなります。

アイボは、鳴き声を消すことが可能なんです。

噛んで危害を加えたり、うるさく吠えたり、汚したりすることがないため、どこにでも連れていくことができます。もちろん、ペットホテルも不要です。

自宅での長期のお留守番も、電源スイッチ1つで簡単解決!ペットを飼っていても、フットワークは軽いままでいられますよ。

(ハピママ*/ 空人衣)

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