国境なき医師団、難民の実情伝える 札幌で企画展

難民の暮らしぶりや人道危機の実情を立体的なパネルで紹介している国境なき医師団の企画展(浜本道夫撮影)

 紛争地などで活動する国際組織「国境なき医師団(MSF)」が世界各地の難民や移民の実情を伝える企画展「エンドレスジャーニー展・札幌」が30日、札幌市東区の商業施設アリオ札幌で始まった。道内での開催は初めて。難民が直面する人道危機の現状を文章と写真を立体的に組み合わせて紹介するパネルのほか、難民が実際に使った服やサンダルも展示している。

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