弁当で食中毒、80代男性死亡 和歌山・白浜、32人に症状

和歌山県庁

 和歌山県は30日、同県白浜町の飲食店「はま乃」の弁当を食べた13~86歳の男女32人が下痢や腹痛などの症状を訴え、このうち80代の男性が死亡したと発表した。発症した人の便などからはサルモネラ菌が検出され、県は食中毒と断定した。

 県によると19、20日に提供された弁当を食べた51人のうち32人が発症した。死亡した男性は22日に発熱や下痢などで緊急搬送され、26日に死亡した。

 県は同店を10日間の営業停止処分にした。

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