サッカーの第103回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は8月30日、デンカビッグスワンなどで準々決勝の4試合が行われ、J1アルビレックス新潟はJ1川崎にPK戦の末に惜敗した。延長戦まで戦って2-2で決着が付かず、PK戦は3-4で敗れ、初のベスト4入りはならなかった。
新潟は川崎に延長戦でリードされ、終了間際に追い付いたが、PK戦に泣いた。
序盤から相手にボールを保持され、守備ブロックを形成しながら耐える展開。前半30分、ショートカウンターからFW谷口海斗が決めて先制した。相手が攻勢を強めたが、DF千葉和彦らが跳ね返した。
後半も攻め込まれる展開をしのいだが、22分に失点。延長戦に突入し、後半3分に逆転を許した。ロスタイムにDF早川史哉が頭で決めて同点としたが、PK戦は3-4で屈した。
J2勢で唯一勝ち残った熊本は神戸と対戦し、1-1からのPK戦を4-3で制して初の4強入りを果たした。福岡は湘南を3-1で下し、初の準決勝進出。柏は名古屋に2-0で勝って4強入りした。
準決勝は川崎-福岡、熊本-柏の顔合わせで10月8日に行われる。
新潟のリーグ戦の次戦は9月2日午後6時から、デンカビッグスワンで浦和と戦う。
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