【ニューヨーク共同】30日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日続伸し、前日比37.57ドル高の3万4890.24ドルで取引を終えた。朝方発表された米実質国内総生産（GDP）が経済減速の兆しを示したことで、米連邦準備制度理事会（FRB）による利上げが一時停止するとの見方が強まり、買い注文が優勢となった。
2023年4～6月期の実質GDP改定値は年率換算で前期比2.1％増と、速報値の2.4％増から下方修正された。米長期金利が低下したことも相場を支えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も4営業日続伸し、75.55ポイント高の1万4019.31。
