母親の健康づくりサポート 滝沢市が「ママもまんなか」に参加

 滝沢市は、全国12自治体や筑波大など産学官で展開する「ママもまんなか」子育て支援プロジェクト(2023~27年度)に参加する。内閣府のプログラムの一環で、妊産婦向け健康教室や子連れでも商業施設に入りやすい環境づくりなどを予定。妊娠、出産、産後の女性の健康づくりのモデルとして事業を進め、子育てを楽しいと思える社会の構築を目指す。

 内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム」の一環。全体を統括するプログラムディレクターは筑波大人間総合科学学術院の久野譜也教授が務める。本県からの参加は滝沢市のみで、会場提供などを担う。

 本年度は妊産婦から2歳児の母親までをメインターゲットに、健康課題改善に向けた取り組みを進める。滝沢市独自事業として、対面の教室を実施。10月から月1回、ビッグルーフ滝沢で妊産婦向けのヨガ教室を開き、会場で助産師、保健師に相談できる。市民が対象で、月額550円で参加可能。9月11日に同施設でプレ開催する。

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