国産ハーブ香る酒、本場に 金ケ崎薬草酒造、イタリアへ輸出

イタリアへの輸出が始まった「和花 ハイプルーフ」シリーズ

 金ケ崎町西根の金ケ崎薬草酒造(老川和磨社長)は、自社商品のイタリアへの輸出を始めた。日本の国産ハーブリキュールを薬草酒本場の同国で楽しんでもらう。

 初回は、ハーブリキュール「和花(わか) ハイプルーフ」の4種類計240本を7月に出荷。野菜や果実、同社で育てたハーブを使った酒で、現地のレストランやバーなどに販売する。老川社長(30)は「どういう反応があるか楽しみ」と心待ちにする。

 同酒造は2021年の設立当初から海外輸出も視野に活動。四季をテーマに、春夏秋冬それぞれの旬を用いる主力「和花」シリーズが昨年10月、全てそろったこともあり、準備を進めた。

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