イケル・レクオーナ、第11戦カタルーニャGPも引き続き代役参戦。アレックス・リンスは6戦連続の欠場に/MotoGP

 8月28日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているLCRホンダ・カストロールは、9月1〜3日に開催される第11戦カタルーニャGPにアレックス・リンスが欠場することを発表した。さらに、代役にはイケル・レクオーナが起用される。

 リンスは、第6戦イタリアGPのスプリントレースで転倒を喫してしまい、右足の脛骨と腓骨を骨折。そのため、第6戦イタリアGPの決勝レース以降を欠場している。現在は、活動の拠点であるアンドラで治療とリハビリに専念しており、第10戦オーストリアGPでは現地にも足を運び、松葉杖をつきながらも笑顔で手を振る姿が映像にも捉えられていた。

 そんなリンスは、第11戦カタルーニャGPでの復帰を目指していたようだが、復帰は叶わず6戦連続の欠場となってしまった。そのため、レクオーナが引き続き起用されることがLCRホンダ・カストロールよりアナウンスされた。

イケル・レクオーナ(LCRホンダ・カストロール)/2023MotoGP第10戦オーストリアGP

 2023年シーズンは、SBKで活躍しているレクオーナだが、今シーズンMotoGPクラスに参戦するのは5度目だ。第4戦スペインGP、第8戦オランダGPではレプソル・ホンダから、第9戦イギリスGPからはLCRホンダ・カストロールよりリンスの代役として出場し、今大会で3戦連続での出場となる。第8戦オランダGPの決勝レースを除いて、完走を果たしており、後方ながらも力強い走りを見せている。そんなレクオーナが、引き続き代役として第11戦カタルーニャGPに出走する。

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