西武秩父駅前温泉・祭の湯にある「まつり茶屋」、ご当地“くるみだんご”発売 心温まる味、観光楽しんで

「くるみだんご」を紹介する新井美咲さん=22日、秩父市野坂町の西武秩父駅前温泉・祭の湯

 埼玉県秩父市野坂町の西武秩父駅前温泉・祭の湯施設内の「まつり茶屋」で今月から、同店オリジナル「くるみだんご」の販売が始まった。レシピ考案者は、「だんご娘」で親しまれている横瀬町出身、西武レクリエーション事業運営担当の新井美咲さん(28)。「秩父地域の住民になじみ深いクルミを使用し、観光客に喜んでもらえる商品に仕上がった」と思いを語る。

 だんごの上にローストしたクルミを混ぜた白あんと、クルミの実を乗せた香ばしい一品。新井さんが秩父のご当地グルメ「くるみそば」をヒントに、地元和菓子店と試作を重ね、約3カ月かけてレシピを完成させた。風味と食感を引き立てるため、配合にとことんこだわった。

 新井さんは子どもの頃からだんご好き。しょうゆ、小倉、かつお、みたらし味の「まつりだんご」も同時にプロデュースした。「どこか懐かしく、心温まるだんごを食べて、秩父観光を何度でも楽しんでほしい」と話している。

 「くるみだんご」は1本税込み250円。他4種は同200~230円。まつり茶屋は午前10時開店。

 問い合わせは、「祭の湯」(電話0494.22.7111)へ。

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