橋本環奈「いつか弁護士演じたい」硬派女優への憧れにあった“裁判所勤務”厳父の影響

「近年は常に朝ドラヒロイン候補として名前が挙がっていました。昨年の『紅白』の司会で年配層への認知度も上がり、満を持しての起用となりました」(NHK関係者)

’24年度後期の連続テレビ小説『おむすび』で主演することが発表された橋本環奈(24)。どんな困難も明るく乗り越えて、管理栄養士を目指し成長していく“平成ギャル”のヒロインを演じる。

「橋本さんは『らんまん』に出演中の浜辺美波さん(23)と親友で、2人だけでTDLに行くほど。同じく仲のいい広瀬すずさん(25)、舞台『千と千尋の神隠し』で共演中の上白石萌音さん(25)といった“先輩”の朝ドラヒロインたちから、現場に入る心構えをいろいろ聞いているそうです」(前出・NHK関係者)

橋本は現在、インスタフォロワー数が約250万人という若者層への人気から「2023上半期CM起用社数ランキング」(ニホンモニター)で9社の5位にランクイン。出演作品も若い世代向けが多かった。テレビ局関係者は言う。

「橋本さんは従来ラブストーリーやコメディ色の強い作品への出演が多く、シリアスな作品の経験は多くありません。ただ近年は舞台も経験し、表現力が格段に向上。主演作も含め、すでに3年先までスケジュールが埋まっていると聞いています」

そんな彼女は最近のインタビューで、女優として“イメチェン”を考えていると告白している。

《もし今、「演じる役選べますよ!」って言われたら弁護士を選ぶかな。親の職業にも近い部分があるので、演じてみたいな》(『ar』9月号)

橋本の知人は言う。

「実は福岡に住む橋本さんのお父さんは裁判所で働いているそうです。ご両親はとても礼儀には厳しい方ですが、3人の子供たちの意思を最大限尊重してくれるそうです。もちろん橋本さんの女優業も応援しています。お父さんは薬師丸ひろ子さんの大ファンで、彼女が映画『セーラー服と機関銃』(’16年)に主演したときは大喜びしたとか。

橋本さんはここまで育ててくれた両親への感謝の思いから、お父さんの仕事に関係が深い弁護士役を演じ、女優として成長した姿を見てもらいたいのかもしれません」

橋本は今秋には主演連ドラ『トクメイ!警視庁特別会計係』(フジテレビ系)で警察官役を演じる。徐々に硬派な役を演じる布石なのか。さらに橋本には“憧れの女優”の存在がーー。

「橋本さんは小学校の卒業文集で“戸田恵梨香さん(35)のようにどんな役でもこなせる女優になりたい”と書いたほどです。戸田さんは今の橋本さんとほぼ同じ年齢のとき、ドラマ『鍵のかかった部屋』で弁護士役を熱演しています。尊敬する戸田さんの背中を追いたいのでしょう」(前出・テレビ局関係者)

実父もうなる名弁護士役を橋本が演じる日はいつになるのかーー。

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