“思い出”の地で誓う今季初V 畑岡奈紗はグリーン警戒

今季初優勝を目指す(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国女子◇ポートランドクラシック 事前(30日)◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6478yd(パー72)

畑岡奈紗が今大会に出場するのは4度目。そのなかで今大会の会場でもあるコロンビア・エッジウォーターCCでプレーしたのは2017年と2019年での2回。19年大会では最終日に「66」をマークして4位となった。

大会を振り返って、一番の“思い出”が2017年大会。憧れでもある宮里藍さんとの練習ラウンドだ。「一緒に回らせてもらったのは覚えているけど、それ以外は。でも、ここは一回4位になっているみたいなので優勝したいです」

ショットは好調(撮影/田辺安啓(JJ))

前週からショットも好調。「ショットの感覚はだいぶ良くなってきた。例年よりグリーンが軟らかいのでスコアは出ると思うし、スコアが出る印象もある」と話した。

グリーンは「見た目よりは速い」とし、「しっかり止まるけど、転がしてみると意外と最後抜けていったりするので、見た目とのギャップはある。あした雨でどうなるか分からないけど、雨が降っても結構転がって行くんじゃないかな」と警戒した。

2020年大会では山火事の影響で欠場した(撮影/田辺安啓(JJ))

「ちゃんと毎日60台で回れるようにしていきたい。まず1日3つずつは伸ばして12アンダーまでに持っていって、それよりももう少しスコアを伸ばせて行けたら」と連日アンダーパーを目標に今季初優勝を目指す。(オレゴン州ポートランド/石井操)

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