無線を使って早く正確に情報を伝達 香川県警が初動捜査の技能競技会

香川県警の警察官を対象に初動捜査の技能競技会が開かれ、無線を使って早く正確に情報を伝えることができるかを競いました。

事件が起きた直後の対応力、「初動捜査」の技能を高めようと香川県警が毎年行っています。

2023年は12の警察署から12チームが参加しました。

刃物を使った殺人未遂事件が起きた想定です。警察署の通信室から現場に指示を出す署員と現場に臨場して聞き込みなどを行う警察官が2人でペアを組んで、15分間、無線でやりとりをします。

審査のポイントは通信室から現場に的確に指示を出せるか、現場から犯人の服装や逃げた方角などの情報を素早く報告できるかなどです。

(参加者は―)
「非常に緊張しました。無線通話っていうのは初動捜査の要でもありますので、これからも訓練を続けて技術の向上に務めていきたいと思います」

審査の結果、丸亀警察署が優勝しました。

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