台風シーズンを前に千葉・いすみ市で樹木の予防伐採 倒木による停電被害を防ぐ 

台風シーズンを前に千葉・いすみ市で樹木の予防伐採 倒木による停電被害を防ぐ 

 台風シーズンを前に、倒木による停電被害を未然に防ごうと、電線などにかかる樹木の「予防伐採」が8月30日、千葉県いすみ市で行われました。

 予防伐採は、2019年の「令和元年房総半島台風」で発生した大規模停電の主な原因となった「倒木」による電線の切断や電柱の倒壊を防ぐため行われました。

 いすみ市では台風被害の翌年から毎年、公共施設や病院などに繋がる配電ルート沿いの樹木を優先的に予防伐採していて、30日は、作業員がクレーン車に乗って木の枝や葉が電線にかからないように切り落とす作業が行われました。

 いすみ市危機管理課の吉清丈司課長補佐は、「4年前の令和元年房総半島台風では1万戸以上が停電した。この被害を教訓に、市民の生命と財産を守るために予防伐採を進めていく」と話しています。

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