秋篠宮さま所蔵の特大品も 鎌倉の大船フラワーセンターでヒョウタン展

秋篠宮さまが所蔵する特大オオヒョウタンなどが並ぶ展示=鎌倉市岡本の日比谷花壇大船フラワーセンター

 最古の栽培植物の一つとされているヒョウタンにスポットを当てた展示が、日比谷花壇大船フラワーセンター(鎌倉市岡本)で開かれている。9月18日まで。

 ヒョウタンの収穫の時期に合わせて毎年企画されているもので、今年のテーマは「ヒョウタン展~形・大きさ・装飾を競う」。会場内には、秋篠宮さまが所蔵する高さ108センチ、胴回り190センチの「特大オオヒョウタン」のほか、進化生物学研究所の湯浅浩史理事長のコレクションなど約170点が並ぶ。美しい装飾が施された韓国の壁飾りのほか、アフリカ各国で器として使われているものもあり、国際色豊かなヒョウタンを楽しむことができる。

 ヒョウタンは軽くて丈夫で密閉性があり、栽培や加工も容易なことから、水入れや楽器、小物入れとして人々の暮らしの中で活用されてきたという。同センターは「実用品にもかかわらず、高い装飾技術が駆使されたアフリカの器などを見てほしい」と来場を呼びかけている。

 午前10時~午後4時半。入園料は学生を除く20歳以上が400円など。問い合わせは同センター電話0467(46)2188。

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