北・東日本 少雨と長期間の高温に関する情報 農作物や水の管理・熱中症対策に注意を

降水量の30日合計の平年差(8月1日から8月30日)。出典:気象庁HP

 北日本と東日本は7月下旬以降、東北と北陸を中心に雨の少ない状態が続いている。また、6月上旬以降、気温の高い状態が続いている。少雨の状態は1週間程度、高温の状態は2週間程度続く見込み。農作物や水の管理、熱中症対策などの健康管理に十分な注意が必要だ。

気温の90日間平均の平年差(6月20日から8月30日)。出典:気象庁HP

 梅雨明けした7月下旬以降、北日本と東日本は高気圧に覆われて晴れた日が多く、東北と北陸を中心に雨の少ない状態が続いている。また、6月上旬以降、北日本を中心に暖かい空気に覆われやすく、南から暖かい空気が流れ込みやすかったため、気温の高い状態が続いている。今後1週間程度は、雨の降る日があるため、ほぼ平年並みの降水量が見込まれるが、これまでの少雨の状態が解消される可能性は小さい見通し。また、引き続き暖かい空気が流れ込みやすいため、今後2週間程度は高温の状態が続きそうだ。農作物や水の管理、熱中症対策などの健康管理に十分な注意が必要だ。

■降水量(7/21~8/30まで)と平年比(速報値) 

仙台 30.5ミリ(平年比16%)  青森 36.0ミリ(平年比21%) 

秋田 31.0ミリ(平年比14%)  山形 60.5ミリ(平年比30%) 

 福島 106.0ミリ(平年比56%)  新潟 2.0ミリ(平年比1%) 

 富山 36.5ミリ(平年比14%) 

■平均気温(6/1~8/30まで)と平年差(速報値) 

仙台 25.6℃(+3.4℃) 新潟 26.4℃(+2.3℃)

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