9月前半 依然として残暑厳しい 西日本~沖縄・奄美は湿った空気の影響受けやすく

 気象庁は31日(木)、向こう1か月(9/2~10/1)の天候の見通しを発表した。暖かい空気が流れ込みやすいため、向こう1か月の気温は全国的に高い見込み。とくに9月の前半は、気温が平年よりかなり高くなりそうだ。一方、湿った空気の影響を受けやすいため、西日本と沖縄・奄美は、向こう1か月の降水量は平年並みか多く、日照時間は平年並みか少ない見通し。

高温に関する早期天候情報

 全国的に向こう2週間も、暖かい空気に覆われるため、気温の高い日が多い見込み。とくに、9月6日(水)ごろからの5日間ほどは、気温が平年よりかなり高くなる可能性がある。このため気象庁は全国すべての地方に「高温に関する早期天候情報」を発表し、熱中症など健康管理、農作物や家畜の管理に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。高温に関する早期天候情報。

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