台風11号は、9月2日（土）にかけて強い勢力で沖縄に接近する見込み。沖縄は2日（土）は、暴風に厳重な警戒が必要で、高波にも警戒が必要となる。 台風11号は、31日（木）午後3時には沖ノ鳥島近海にあって、1時間におよそ15キロの速さで西北西へ進んでいる。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径55キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。台風は今後、発達しながら西北西へ進み、2日（土）にかけて、強い勢力で沖縄に接近する見込み。
強風・高波
沖縄は2日（土）は飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転するおそれもある猛烈な風が吹く見込み。また、沖縄は1日（金）～2日（土）にかけて、うねりを伴い大しけとなる所がありそうだ。沖縄は2日（土）は不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重な警戒が必要だ。また、高波にも警戒が必要となる。
沖縄の予想最大瞬間風速 1日（金）35メートル 2日（土）40～60メートル
沖縄で予想される波の高さ（うねりを伴う） 1日（金）7メートル 2日（土）7メートル
大雨・雷・突風・高潮
沖縄は2日（土）にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがある。 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。
2日（土）夕方までの24時間予想雨量（多い所）
沖縄 100～150ミリ 3日（日）
夕方までの24時間予想雨量（多い所）
沖縄 100～150ミリ
なお、沖縄は大潮の時期にあたるため潮位が高く、台風の接近に伴い、さらに潮位が高くなる所がある見込み。高潮や、高潮と重なり合った波浪による浸水に注意が必要だ。
