「リフレッシュできる」「香りに癒される」と、口コミでじわじわと人気を集めているお香。
そんなお香ですが、その歴史の長さからお堅いイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、気軽に焚けて初心者でも始めやすい、香源のお香セットを実際に焚いてレビューします。
そもそも、お香って何?アロマとの違いは?
香とは、木や葉などの原料を使って作られた香り・お香を焚いたときの煙を楽しむもの。
実際にお香にハマっている方からは「香りに癒され、リラックスできる」というものが多く寄せられているようです。
お香が日本に伝来したとされていているのは、なんと500年代中盤。歴史は古いですが、現在では人工の香料を使って作られるもの多く、時代と共に少しずつ形を変えています。
香りを楽しむアイテムにアロマもありますが、お香とアロマの違いは、原料と香りにあります。
お香は、原料そのものを粉末状または液体を混ぜたものに火をつけ、その煙にのって香る香りを楽しみます。
一方、アロマは香りの元となるエキスを植物から抽出し、原料そのものの香りを楽しむのが特徴です。
初心者でも安心!香源「お香20種セット」
さまざまなメーカーから発売されているお香ですが、今回は香源の「お香20種セット」を購入してみました。
香源のお香は、伝統的な香木(伽羅・沈香・白檀など)以外にも花や桃、はちみつの香りなども扱っており、合成香料を使っていないお香の取り扱いが多いことも特徴です。
・商品名:【送料無料】お香20種セット(和風&洋風お香 各10種)お香サンプル お試しセット
・価格:2,970円(税込)
「お香20種セット」の中から定番の香り、変わり種の香りを2~3種類ずつ試してみてレビューしていきます。
香源「お香20種セット」を焚いてみた
セットの内容は、20種類2本ずつのお香セットと香立て、そして何やら紙が2枚。
お香40本の詰め合わせは、カラフルな和洋折衷の香り20本と、定番の和風の香り20本の詰め合わせです。
香立てが付いており、初めての方でも手軽に楽しめるようになっているのも嬉しいポイント。
汚れた場合は、中性洗剤で洗えるのでお手入れも簡単です。
本体と香立て以外に入っていた紙は、1枚はチェックシート、もう1枚は答え合わせページのQRコードが載った紙でした。
チェックシートには、香りの好き嫌いをメモして残しておくことができます。
もう1枚の紙に記載されたQRコードからは、1つ1つのお香がどこのお店の何という商品かという詳細が確認できます。お気に入りのお香を見つけた後、購入しやすいですね◎。
商品の裏面にはお香の楽しみ方が書いてあり、まずは、メーカーや商品名などの事前情報なしに単純な好みを探っていくことがおすすめとのこと。
変わり種が勢揃い!洋風の香りを焚いてみた
ライラックやバラ、ラベンダーなどの香りが並んでいます。
お香を取り出してみると、お香の色はかなりカラフル。グレーっぽいお香をイメージしていたので、かわいらしい色合いにかなり驚きました。
迷いながらも、まずは端っこにあった「うめ」の香りをチョイス。
今回、初めてお香を楽しむ筆者は、香炉を持っていないので、付属の香立てを陶器のお皿に載せて準備しました。
燃えない陶器のお皿であれば、普段使っているもので大丈夫◎。通販サイトによると、焚いた後の灰が落ちないように、直径13cm以上のお皿に香立てを置くのがおすすめだそうです。
付属の香立ては軽量ですが、しっかりお香が自立してくれました。ライターやマッチなどで火をつけてから、さっそく香立てに立てます。
煙が広がるに従って、香りも広がっていきます。
お香の香りに、少し軽やかなうめの香りを感じる…!
気持ちがとても落ち着き、煙を見ているだけでも癒される…。ハマる人の気持ちがわかる…。
うめの次に試したのが「すみれ1」の香り!
比較すると、うめの方が少しジューシーで軽やかな香り。「すみれ1」はより一般的なお香に近く、仄かに香るすみれの香りが印象的です。
ちなみに、「すみれ」は1と2の2種類があるのですが、「すみれ2」の方が若干太めで色も濃く、香水に近い香りに感じられました。
同じく、1と2の2種類入っているのが「香水」の香り。
「香水1」は細め、「香水2」はかなり太く長いです。「香水1」が暗めで自然に近い落ち着いた香り、「香水2」の方がしっかりとした香りに感じました。
これは「今日はどの香りにしようかな」と選ぶのが楽しくなりそうです。
伝統的なお香もたくさん!
お次は、凛とした黒いパッケージが印象的な和風の香りセット。
古典的・現代的、甘口・コクなどで香りが表現されています。
お香を出してみると、色味はあまり変わらないように見えます(すべて出してしまうとわからなくなってしまうため、注意しましょう)。
今回は「古典的 伽羅」と「現代的 伽羅」を焚いてみます。
香りは「古典的 伽羅」はスパイシーで深め、「現代的 伽羅」が軽めの印象。お香好きにはたまらない王道の香りです。
どのお香も魅力的な香りでしたが、今回試した中で、筆者のお気に入りのお香は「現代的 伽羅」でした!
ゆっくり上がる煙を見ながら、お香の香りを楽しんでいると、時間もゆっくり流れるよう…。
これを機に、筆者も暮らしに取り入れてみようと思います♪
*
今回レビューしたのは、さまざまなメーカー・香りのお香が楽しめる、香源「お香20種セット」。
洋風の香りは親しみやすく、和風の香りは懐かしさを感じさせてくれます。道具がなくても手軽に始められるのが魅力で、どれも香りや煙に癒されました。
気になった方は、日々のリフレッシュにお香を試してみてくださいね!
(ウェルなわたし/ すみち)