井上咲楽が大河初出演、「家族にもまだ伝えてない」と喜び語る

吉高由里子主演で2024年よりスタートする大河ドラマ『光る君へ』(NHK)。その新たな出演者が8月31日に発表され、井上咲楽が藤原忯子(ふじわらのよしこ) 役で出演することなどが分かった。

大河ドラマ『光る君へ』で藤原忯子(ふじわらのよしこ)を演じる井上咲楽 (C)NHK

長寿番組『新婚さんいらっしゃい!』(ABCテレビ)のMCをはじめ、バラエティ番組などを中心に活躍する井上。『FNS27時間テレビ』の企画『100キロサバイバルマラソン』に参加し、女性で唯一完走を果たした活躍ぶりも記憶に新しい。

大河ドラマ初出演となる彼女が演じるのは、花山天皇(本郷奏多)の女御・藤原忯子。天皇の寵愛を受けるが早逝し、天皇の出家のきっかけとなる。

井上は、「花山天皇の子を身籠ったまま、17歳という若さでこの世を去ります。熾烈な権力争いの時代、2人の愛は思わぬところで利用されてしまいますが、その濃密な関係、僅かな時間を慈しむ気持ち、そして若き天皇を遺して逝く気持ちはどんなものだったのでしょうか。2人の時間がいかに儚く大切なものだったのか、大切に想って演じるよう心掛けました」と演技を振りかえった。

またオファーについては、「『歴史ある大河ドラマにまさか私が!』と驚きを隠せなかったです。小さいころから我が家のテレビでは、日曜20時には当たり前のように大河ドラマがついていました。家族にもまだ伝えていないので、この発表で喜んでくれるのを楽しみにしています」と明かした。

そのほか、藤原隆家役に竜星涼、さわ役に野村麻純、絵師役に三遊亭小遊三、藤原義懐役に高橋光臣の計5人が決定。メインテーマの演奏はピアニストの反田恭平が担当する。ドラマ『光る君へ』は、2024年1月より放送される。

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