栃木県は31日、県内76の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。21〜27日の1週間に報告された感染者は計1778人で、1機関当たりの平均は23.39人。前週（14〜20日）の計1291人、1機関当たりの平均16.99人に比べて約1.4倍となり、5類移行後の最多を更新した。
前週を上回るのは2週連続。感染拡大傾向が続いている。
6保健所管内別で1機関当たりの平均患者数が最も多かったのは県北で32.14人。安足が29.36人、県東が23.88人、県南が22.88人、宇都宮が19.17人と続き、最も少ない県西は10.00人だった。
年代別では最多の10歳未満が424人。10代247人、40代209人、50代187人、30代175人、20代159人などと続く。
クラスター（感染者集団）は医療機関で5件、高齢者施設で7件、障害者施設で1件発生した。
また、新規入院者は前週比47人増の189人。1週間平均の入院者は369.6人で、前週比113.2人増だった。
