ルカクのローマ加入が正式発表。1年間のローンで背番号は「90」に決定

写真:ようやく新天地が決まったルカク ©Getty Images

保有権を持つチェルシーでマウリシオ・ポチェッティーノ監督の構想外となる一方、なかなか移籍先が決まっていないベルギー代表FWロメル・ルカク。その新天地がローマに決まった。2024年6月までのレンタルとなる。

ルカクを巡っては昨シーズン期限付き移籍していたインテルへの完全移籍やユヴェントスへの移籍の噂が浮上したものの、交渉が不調に終わりいずれも頓挫。また、サウジ・プロフェッショナルリーグのクラブからも関心を示されたものの、これはルカク自身が拒絶していた。

その後、8月26日に複数のメディアがローマ加入を報道。正式発表まで秒読みと見られていた。ルカクはローマの公式HPを通じて以下のようにコメントしている。

「このクラブとファンから受けた歓迎は、僕を興奮させ、新しいチームのために全力を尽くすモチベーションを高めてくれた。(昨季は)対戦相手としてスタディオ・オリンピコの雰囲気を感じ、ロマニスティの温かさを感じていた」

「今日こうして、自分がその一員になることができてうれしい。先日オーナーたちと話す機会があったが、彼らの野心に感銘を受けた。これからは謙虚に仕事に取り組み、一戦一戦成長していかなければならない」

一方、ローマのGMを務めるティアゴ・ピント氏は次のような言葉でルカクの加入を歓迎した。

「ルカクがローマを選んだことは、私たちに大きな満足感をもたらしてくれた。彼の加入により、私たちはより多くの経験、プロ意識、勝利への意欲を得ることができる。私たちの決断はすべて、チームの競争力を高めることに重点を置いており、常にピッチ上でのパフォーマンスを評価している。しかしながら、ファンがロメルを興奮しながら迎えるのを見るのは、私たちにとって非常に誇らしいことだ」

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